EZEKIEL LAU PHOTO: WSL / Poullenot
ウネリは落ち着きながらも、グラッシーなコンディションで行われたQS10000 EDP Billabong Pro Cascaisファイナルデイ。ハワイのEzekiel Lauがパワフルなサーフィンで、Italo Ferreira(BRA)を下した。
CTでは、4月のベルズで3位に入る好成績残したものの、その後はなかなか結果を出せずにいたLau。QSでのランキングも芳しくなかったが、ついに苦労が報われ優勝を手にした。
「本当に嬉しいよ。今年はずっと、自分自身についてや、自分がどんな風に試合を戦いたいのかということを学んできた年だった。でも今日は自分が“ベストな状態にいる”って言い聞かせて、“他の普通の日と変わらない、ただ海に出て波に乗るだけだ”って思うようにしたんだ。それがうまく行ったんだと思う。」
もうひとりのファイナリストであるFerreiraは、5.83ptと6.27ptを揃え、12.10ptを獲得するも、この日のLauには一歩届かなかった。
EZEKIEL LAU PHOTO: WSL / Poullenot
セマイファイナルに進出していたカノア五十嵐は、波のサイクルをうまく掴んだFerreiraにいい波を乗られ、ここで惜しくも敗退。良いサーフィンをしていただけに悔しいところだが、この大会を3位で終え、QSランキングを2位へと上げた。
KANOA IGARASHI PHOTO: WSL / Masurel
この優勝の結果、LauはQSランキングを105位から12位へと大きくジャンプアップ。来季のクオリファイへと望みをつなげている。
EZEKIEL LAU PHOTO: WSL / Poullenot
10/7(土)からはCT第9戦Quiksilver Pro Franceがスタート。CT、QS共にツアー後半戦からも目が離せない。
試合の詳細は以下より。