前作『Saltwater Sky』から7年。写真家・芝田満之氏の新刊写真集『Calling the Sea』が2月23日(金)に発売される。
海、そして自然が織りなす幻想的なグラデーションを写しだした芝田氏の作品に、池澤夏樹氏によるエッセーが一体となり、見ごたえ、そして読みごたえ十分な写真集となっている。
発売を記念して、2月22日(木)18時〜SLOPE GALLERYにてオープニングパーティーを開催。また、エキシビジョンが3月30日(金)まで行われる。
ぜひ写真集とともにオリジナル写真を見に会場まで足を運んでほしい。
『Calling the Sea』
一年のほとんどを海のそばで過ごす写真家、芝田満之。これまで数々の写真を発表してきたが、ベースとなる湘南の海に対するありがとうの気持ちをこめて7年前に写真集、『Saltwater Sky』を発表し、多くの人を魅了した。
広告の写真や、ムービーの撮影をするかたわらの作品づくり。湘南の海という滞在は、芝田満之にとってライフワークであり、繊細でメローな自身の作品スタイルの全てを投入するにふさわしい題材なのだ。
このたび、2月23日に発売となる新刊写真集、『Calling the Sea』は、『Saltwater Sky』からの7年間に撮り下ろしたもので、もう、これ以上は無いだろうと思わせた前作を越え、あるときは優しく、あるときは華やかな海の表情と、容易には見ることのできない崇高な色彩と光と影を見事にキャプチャーしている。まさにバージョンアップした海との信頼関係から授かった幻のような本当の世界が一冊にまとまっているのだ。
池澤夏樹のエッセーとのコラボレーションも写真集をいっそう心地よいものにしている。
「大事なのは、空気がだいたい透明であることだ。」エッセーはこんな言葉で始まる。
写真集のドラマを一段と盛り上げるエッセーとともに、きっと何度も何度も繰り返し写真集のページをめくってみたくなる一冊がリリースです。
152 pages / 4C
サイズ:236mm x 197mm
¥4,860 (tax included)
●芝田 満之/MITSUYUKI SHIBATA
1955年生まれ、葉山在住。
ロマンティックで情緒的な写真はサーフィン界のみならず、様々な分野から支持され、広告を中心に雑誌のエディトリアルや映画・CMなどの映像も多数手掛けている。
代表的な作品集に「Daze」 (マリン企画)、「Lei」 (ワールドフォトプレス)、「カイマナヒラの家」 (集英社文庫)、
「SUMMER BOHEMIANS」 (Bueno!Books)、「Saltwater Sky」 (Bueno!Books)などがある。
映画では近年多くの国際映画祭に招待された「コトバのない冬」の撮影を手掛けた。
生活のベースはあくまでも海、そしてサーフィンであるという姿勢は変わらない。
●オープニングパーティー : 2018.2.22(木) 18:00 − 21:00 (会場:SLOPE GALLERYギャラリー隣接CHIKA)
●エキシビジョン:2018.2.22(木) 〜 3.30 (金)
<SLOPE GALLERY>
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷2丁目9−1 B1F
Tel : 03-3405-0604
Open : Monday – Friday 13:00〜19:00
Closed : Saturday, Sunday, Holiday