2016〜2018年までの3年間JPSAチャンピオンの座に輝き、国内では事実上トップに君臨する加藤嵐。
2020年の東京オリンピック・サーフィン競技が行われる彼の地元千葉県一宮町釣ヶ崎海岸で行われた 【 QS6000 | ICHINOMIYA CHIBA OPEN 】 の会場で、次のステップである世界での戦いへの思いを語ってくれた。

ー現在のライフスタイルを教えてください。地元にいる時、試合で海外を回っている時どう過ごしていますか？

身体を動かすのが好きなので、朝サーフィンして、そのあとはトレーニングをして過ごします。
プライベートな時間がある時はよくゴルフをすることも多いですね。縁があってゴルファーでサーファーの方々と知り合いになり、一緒にサーフィンをしたりゴルフをする機会ができ、頻繁にプレイしてます。サーフィンと違ってゴルフはボールが動かないので、身体の使い方などの反復練習になります。また、ゴルフをプレイすることで集中力も高まると感じます。ゴルフをしていることで足から板に伝える力が強くなったとも感じますね。踏ん張った時に。

ー海外遠征では誰と一緒に行動していますか？

あまり一緒に友達とつるんだりはしません。一人だったり、友達の家に泊まらせてもらったり、臨機応変に行動しています。

ー試合でのジャッジ・クライテリアやサーフボード・デザインを含めてどのようなサーフィンを目指していますか？

今主流の短くて幅広の板ではなく、ある程度長さがあり細く厚い板を好んで乗ってます。それは自分が目標にしているサーフィンスタイルに合うという理由からです。でも試合の練習以外ではツィンフィンやロングボード、アライアなどいろんな種類のサーフボードに乗ります。
自分は、スケートボードやスノーボードから入り、サーフィンもロングから始めました。今でも地元の太東で波がいい時はツインフィンに乗ったり、小さい頃から色々な種類の板に乗ってサーフィンを楽しんできました。試合のサーフィンばかりだとサーフィンのリズムが速くなり過ぎて、自分の我でサーフィンしがちになってしまうので、色々な板に乗って「波に乗っている」という感覚を取り戻すようにしています。

ー好きなサーファーは誰ですか？

ボビー・マルチネスです。バックサイドのサーフィンでターンにパンチがあって、フロントで乗ってもターンのキレがすごいところですね。工場で彼の板を見たのをきっかけに、自分も細くて厚い板に乗るようになりました。

ーJPSAを3連覇、また去年から海外でも良い成績を残していますが、今年の試合での目標を聞かせてください。

JPSAにも出ながらWQSの試合をメインに回りたいと思ってます。JPSAはどの試合に出るかまだ決めてませんが、常に優勝を目指してます。国内の試合は、自分ができていない戦略や新しい戦略を試したりする場所で、チャンピオンは取りましたが絶えずチャレンジ精神は持っていたいです。
QSでは今年はプライムに入っていないので大きい試合にはあまり出られません。今年の目標は、プライムに出られるWQS100位、いや80位以内に入る事。そして、将来的にはもちろんWCTが目標です。

今回のインタビューは ICHINOMIYA CHIBA OPEN の OAKLEY VIP ROOM にて行われた

ー試合を離れて、ひとりのサーファーとしての目標は？

色々な人にサーフィンを教えてもらってきましたが、どんな板に乗ってもその板にあったターンができたりする上手なおじちゃんサーファー（笑）になりたいと思ってます。

ーオークリーの好きなところはどこですか？

あらゆるスポーツで認められたアスリートだけがサポート受けられるすごいブランドです。ノーズにオークリーのステッカーを貼ると気が引き締まり、負けられないなという気持ちになるし、いつも頑張れよと言われている気になりますね。

来年行われる東京オリンピック・サーフィン会場となる千葉県一宮町釣ヶ崎海岸

OAKLEY | Coldfuse

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｜応募方法｜
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>> メールアドレス ： info@surfmagazine.jp

｜応募〆切日｜
>> 2019年5月31日（金曜日）
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