五十嵐ツトムのCTツアー観戦記 ｜回想編 | 五十嵐カノアVSジョエル・パーキンソン 2017年CTポルトガル＜エピソード2＞
五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポート。
2017年ポルトガルで行われたCTラウンド3での「五十嵐カノア対2012年の世界王者ジョエル・パーキンソン」マンオンマン対決のエピソードをお伝えする。今回はエピソード2。
Text & Photo by TOM IGARASHI | Movie by WSL & BILLABONG | Supported by Namidensetsu
PENICHE, PORTUGAL. 2017 –
Joel Parkinson vs. Kanoa Igarashi – Round Three, Heat 9 – MEO Rip Curl Pro Portugal 2017 #WSL
この詳しいヒートの内容は↑の映像を観てください。世界チャンピオンのパーコ大先輩になんと完勝でした。
緊張感のある試合運びをもう一度ご覧あれ。
今回のエピソードの舞台はポルトガルのペニーシェ、俺たちの基地があるエリセーラから南に1時間くらいの運転かな？古ーいヨーロッパの港町って感じです。
オイルサーディーンの缶詰め工場や鱈を天日干ししてあったり。このペニーシェは魚の香りが漂う街っていうイメージです。サーフィンも盛んで若い人たち向けのサーフィンスクールがいたるところで開催されてます。
ポルトガルは日本の「JPSA」のような国内ツアーもあったりして結構本格的にサーフィンに取り組んでいる国だと思います。また「クリスティアーノ・ロナウド」なんていう最強のアスリートも出ているでしょ。実はスポーツに関する事は世界レベルなんですよ。
波の質も初心者向けから上級者向けまで様々な波がブレイクしちゃってます。大会会場の「スーパーチューボス」ってポイントは基本ビーチブレイク。なんであんな掘れ掘れのパイプみたいな波が立つのか？フランスのホセゴも同じような感じですな。
ヨーロッパのサーフポイント奥が深いです。今回は大先輩との対決シリーズ「パーコさん編」その他カノアが対戦させていただいた大先輩にはタジさんにミックさん、ケリーさんなどなど、どのヒートもさまざまなドラマがありました。これからもエピソードと写真を混ぜてご案内させていただきます。
乞うご期待！
エピソード1はこちら