ハワイ・サンセットビーチで行われたWQS最終戦【VANS WORLD CUP OF SURFING】は、ジャック・ロビンソン(オーストラリア)が優勝!そして念願のWCTへ。
五十嵐カノアはセミファイナルまで駒を進め見事5位に。
稲葉玲王、大原洋人はラウンド2で敗退という結果に。
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優勝したジャック・ロビンソン(AUS)2020年のWCTに初クオリファイだ|Photo by Keoki Saguibo/WSL
Sunset Beach, Oahu/HAWAII — (Monday, December 2, 2019) –
ジャック・ロビンソン(AUS)がファイナルのトータル点数で歴代ベストスコア(19.07)をたたき出し、サンセットビーチで行われた【VANS WORLD CUP】で優勝した。
この優勝でロビンソンは10,000ポイントを獲得し、WQSランキングを22位から一気に5位までアップさせて見事に2020WCTに初クオリファイした。
「準備万端で試合に臨んだよ。何がなんでも一刻も早くCTに入りたかったからね。気持ちをクリアにして本当にハードにやってきたんだ。長いことここサンセットでサーフィンしてきたから多分サンセットがラッキー・チャームを僕に授けてくれたのかもね。すべてがうまくはいかなかったけど、要所で要所で良いサーフィンができた。大事な時にベストサーフィンができたよ」とロビンソンは語った。
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ジャック・ロビンソン (AUS)|Photo by Tony Heff/WSL
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Photo by Keoki Saguibo/WSL
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惜しくもセミファイナルで敗れが5位となった五十嵐カノア|Photo by Keoki Saguibo/WSL
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五十嵐カノアはラウンド4で9.17 というエクセレント・スコアをたたき出した|@WSL
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2位のエゼキール・ロウ(HAW)|Photo by Keoki Saguibo/WSL
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3位になり2020年WCT再クオリファイを果たしたイーサン・ユーイング(AUS)|Photo by Keoki Saguibo/WSL
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エゼキール・ロウ(HAW)は2位と奮闘したが、この大会での優勝がCTクオリファイへの必須条件だっただけに一歩及ばず、来週から始まるWCT最終戦の【パイプマスターズ】でCT残留に最後の望みをかける。
3位になったイーサン・ユーイング(AUS)はQSランキングを8位まで上げてCTへカムバック。
ユーイングは「実はここまでランキングが低かったからCTへのクオリファイは諦めていたんだ。ここハワイでの波に慣れながらヒートを戦って良い結果を出すことしか考えていなかった」と謙虚に語った。
Top 10 Surfers from 2019 Qualifying Series:
#1 Frederico Morais (PRT)
#2 Jadson Andre (BRA)
#3 Yago Dora (BRA)
#4 Matthew McGillivray (ZAF)
#5 Jack Robinson (AUS)
#6 Alex Ribeiro (BRA)
#7 Miguel Pupo (BRA)
#8 Ethan Ewing (AUS)
#9 Connor O’Leary (AUS)
#10 Deivid Silva (BRA)
この試合の詳細は以下のリンクよりチェックを!
>> 2019 QS10000 VANS WORLD CUP OF SURFING