ウェーブプールを取り巻く状況が興味深いものになりつつある。それも事業としてかなり収益の見込める話が持ち上がっているようだ。
というのも、ケリー・スレーターのSurf Ranchが、その155エーカーの施設の利用方を拡大すべく8月初旬に申請を行ったと、Hartford Sentinelが報じたからだ。

以下はその申請書の一部抜粋である。

「Surf Ranch事業は、純粋なレクリエーション、または競技的な試合として年6回のイベントと、さらに音楽などを含めたパフォーマンスを、木曜から日曜まで週4回稼働することが可能である。
イベント時間は午前6時から午後11時までとし、入場者は（木曜から日曜にかけて）1日につきおよそ8,000人の見込み。イベントやライブパフォーマンスの際には、仮設の観覧席、音響と照明装置などが設置される。」

これはまるでカリフォルニア・セントラルバレーのど真ん中で、ミニUSオープンが開かれるようなもの。そして、1日につき8,000人ほどの入場者がいるということは、経営的にもウェーブプール事業を十分に成り立たせることができるということだ。

気になるケリーはというと、
「ウェーブプールのデザインや波そのものに関する以外のことには、巻き込まれたくないんだよね」
とコメント。

今後の動向に引き続き注目したい。