カノアもちょうど同じくらいのタイミングで到着しているようだ。
風は軽いオフショア…メディア班も撮影セッティング準備をしている。やるなぁ〜…メンズからか？女子プロからか？
コロへ（コロヘ・アンディーノ）がゼッケンを付けていた…メンズからである。とりあえずVIPエリアでカフェラテをいただき私もスタンバイします。

写真でレッドブルの傘を握りしめているのがジョデイー（ジョディー・スミス）のお父さんのGさん。グラハム・スミスさん。ちなみにGの左手に写っているのは？ 今ビデオなど撮影の仕事をしているテイラーくん。テイラー・カランくん。あのベンチュラのティム・カランの弟さん。
まだカノアが10歳くらいのころNSSAでよく見かけてた。
今はサーフィンを撮る仕事に転向、カリフォルニアの若いサーファー達は見極めも早い…将来をしっかりと見て考えている

カノアさん登場、クオーター・ファイルでフィリーペさんと対戦…
ボードキャリーのキアヌさん、映像のターナーくんもスタンバイ完了。

フィリーペさんに勝ちましたぁ！
次はセミファイナル！ ジョデイー・スミス様だぁ〜
ジョデイー・スミス様との前に大会会場ランチをいただき腹ごしらえ。

波はパイプのようです。観客もハワイのようです。
試合前のジョディさんいつもと違う、っつ〜か、最近のジョディさんいつもと違う。しっかりとビーツのヘッドホンで音楽をガンガン聴いて、まっすぐ前しか見てない感じ。
ストレッチやウォームアップもあまりやってない感じ…
カノアがビーチに登場するとポルトガルのファンから盛大な歓声が巻き起こった！ 現在CT世界ランキング6位、世界中にカノアファンが急増しています。
キアヌもカノアのバックアップボードを持ちビーチの波打ちぎわギリギリまで出る。カノアの専属映像班ターナーもいっしょです。
サイズもアップし海の流れが強くてます、会場向かって左から右に流れる。大きな低気圧が南西に有りうねりが大会会場の左方向から入ってきているからです。先週までは低気圧が北西に有り、ペニーシェにはあまり良いスウェルの方向ではなかったんです。

カノアは正面から150メートル左からパドルアウト…
カレントを上手く使い簡単にアウトに出れた。さすがポルトガルは経験豊富だ慣れている。ジョディはわずか少し左からパドルアウト、セットをくらいずいぶんアウトに行くのにハマってる。
しかしジョディさんパワーがすごいっす。何もなかったように時間通りにアウトに到着、でもチト疲れたかも。笑
ってな感じでヒート開始。一本目ジョディさんからのスタート…やはりゲティングで少々疲れたかフィニッシュでワイプアウト。
そのすきにカノアさんダブルグラブの宙返り。CTセミファイルでは普通の技では勝てない。おまけに相手は経験豊富な横綱ジョディ。
横綱だけにどんなスーパートリックを出してくるかって感じであります。

それが残り90秒で出されてしまった。
プライオリティはカノアでしたが、あの波ではたいした演技は出来ないと判断してジョディさんに乗せたのでしょう。まあ〜ジョディさんさすが横綱っすね。
良いイチバンでした！ ごっつあんです！　ジョディさんありがとうございました。
この結果、セミで敗れはしましたがカノアはキングケリーさんとフィリッペさんを破り堂々3位に！ 最後の1戦ハワイでのパイプラインマスターズを前にトータルランキングは6位！
今年目標の「最終ランキング5位以内」に迫ってます。
これで長かったヨーロッパも終了です。皆さま応援ありがとうござます。

このヨーロッパ遠征中に日本では台風の上陸や接近で多くの被害が出てしまいました。
私の第2の故郷の千葉県でも大きな被害がでています。これ以上被害が広がらないように、また1日も早い復興をお祈りいたします。

今回の試合のリポートはココまで！
そしてもう少しポルトガル事情をお伝えしようと思ってます。お楽しみに〜