Hiroto Ohhara (JPN) PHOTO: © WSL / JOHN FERGUSON

Virginia Beach, Virginia/USA (Saturday, August 25, 2018) –

(WSL) Men’s Qualifying Series (QS) Vans Pro QS 3,000にて、大原洋人が見事にタイトルを勝ち取った。
2015年のUSオープン以来、3年ぶりのQSでの優勝となった。また、稲葉玲王もラスト6分まで15.10でトップを確保していたが、洋人の9.07というエクセレントスコアで逆転を許し、惜しくも2位に。玲王自身 QS3,000 以上でのベストリザルトとなる2位で大会を終えた。
QSトップランカーが多く集まるこのビッグイベントで、ぶっちぎりの日本人1-2フィニッシュとなった。

Reo Inaba (JPN) PHOTO: © WSL / JOHN FERGUSON

Hiroto Ohhara (JPN) PHOTO: © WSL / JOHN FERGUSON

洋人は、「今年は結果が出ていなかったからこの優勝はすごく嬉しいし、USオープンの優勝も思い出したよ。笑」とコメント。「スタートで玲王が2本スコアを揃えた時点で彼が優勝すると思った。だけど波が来るのはわかっていたんで辛抱強くプライオリティを待ったんだ。そして最後に全てをかけた。SURF RANCH PRO トライアルで勝った時と同じ瞬間をあじわえた。USオープンやTrestlesでのHURLEYトライアルでの勝利の再現だね。だから本当にハッピーだよ。」「たくさんの友達がファイナルデイに残って最高だった。そして玲王が2位になったこともね。」洋人はさらに「この優勝は今シーズンのターニングポイントになると思う。次のヨーロッパに向けてポイントも増えたから、QS3,000と10,000の2試合を一生懸命頑張るよ。」とコメントを残した。
CT目指して頑張れ洋人！

また、このイベントの前に行われた SURF RANCH PRO トライアルでの洋人の勝利は、SURF RANCHの波を初めて滑る中での優勝ということでビッグサプライズだった。その自信は、ベストシングルスコア「9.60」をクォーターで叩き出すなど、週を通してヴァージニアビーチでみんなに見せつけた。このあと洋人は、CTクオリファイへのポイントをさらに稼ぐためヨーロッパへと転戦する。

Reo Inaba (JPN) PHOTO: © WSL / JOHN FERGUSON

素晴らしいパフォーマンスで2位を獲得した稲葉玲王は、セミファイナルで2016 VANS PRO チャンピオンで、2017のファイナリストであるイバン・ガイゼルマン（USA）とオーストラリアのリーフ・ヘーズルウッド（AUS）を破った。玲王は後半戦に向け、タフなヴァージニアビーチでQSポイント2,250を獲得し、そして洋人との1-2フィニッシュ。
玲王は「洋人とのヒートは楽しかった。スタートで優勝できるんじゃないかと思った。だけど洋人が最後にいい波掴んじゃったんだ。笑」「これで自信がついたし、次のイベントに向かって自分に火がついたよ。海では本当にタフだったけど、ここはホームに似ていて一生懸命練習もしていたんだ。頑張ればできるってことがわかって本当に良かった。イベントに勝つことがゴールだから。」とコメントを残した。

Riki Horikoshi (JPN) PHOTO: © WSL / JOHN FERGUSON

堀越力は、惜しくもクォーターで、優勝したヒロトと元CTツアラー Alejo Muniz（BRA）に敗れたが、QS3,000で9位というリザルトを残した。

Vans Pro QS3,000 の結果は以下の通り。

Vans Pro QS 3,000 Final Results:
1- Hiroto Ohhara (JPN) 15.74 / 3,000 points
2- Reo Inaba (JPN) 15.10 / 2,250 points
3- Flavio Nakagima (BRA) 12.07 / 1,680 points
4- Tyler Gunter (USA) 10.76 / 1,580 points
 
Vans Pro QS 3,000 Semifinal Results:
SF 1: Tyler Gunter (USA) 12.16, Reo Inaba (JPN) 11.17, Evan Geiselman (USA) 9.50, Reef Heazlewood (AUS) 8.90
SF 2: Hiroto Ohhara (JPN) 13.17, Flavio Nakagima (JPN) 12.77, Santiago Muniz (ARG) 12.43, Alejo Muniz (BRA) 12.37
 
Vans Pro QS 3,000 Quarterfinal Results:
QF 1: Evan Geiselman (USA) 13.44, Tyler Gunter (USA) 13.24, Ian Crane (USA) 12.23, Chauncey Robinson (USA) 11.10
QF 2: Reef Heazlewood (AUS) 13.43, Reo Inaba (JPN) 13.20, Luke Gordon (USA) 10.83, Luel Felipe (BRA) 7.47
QF 3: Santiago Muniz (ARG) 12.50, Flavio Nakagima (BRA) 11.46, Tanner Gudauskas (USA) 11.23, Joh Azuchi (JPN) 7.80
QF 4: Hiroto Ohhara (JPN) 14.87, Alejo Muniz (BRA) 14.50, Riki Horikoshi (JPN) 11.90, Deivid Silva (BRA) 11.20

イベントの詳細、結果は以下よりチェック！

Men’s QS3,000 Vans Pro Virginia Beach, USA

>>VANS PRO 2018