CALIFORNIA SURF
【五十嵐カノアを育んだカリフォルニア】
<Part_3>

Photo by Kenyu Takahashi
Text by Eisuke Tomiyama

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AFTER SURF…
友人とのアフターサーフは素の自分に戻れる時間

幼なじみのマットとボードのチェック



アフターサーフは幼なじみのマット、ライフガードのトニーとともに、ハンティントンに新しくできたパシフィックシティへ。ナチュラル&オーガニックかつすっきりした清潔感を感じさせる新しいタイプの商業施設だ。ハンティントンはこのところ開発ラッシュで、ビーチサイドを走るPCH沿いには、パシフィックシティのほか、大規模なコンドミニアムなど新しい建物が次々と建設されている。超高級ビーチタウンとして知られるオーシャンサイドの隣にあって、どこか素朴さを感じさせてきたハンティントンは次なる注目スポットということらしい。

3人が向かったのはバーントクラムスというサンドイッチ店。スパゲティサンドや巨大なチキンカツサンドなど、インパクトのあるメニューが並ぶ。そして、オーダーを待つ間はピンポン。店の隣に卓球台があり、頼めばラケットとボールを貸してくれるのだ。




写真上:アフターサーフは幼なじみのマット、ライフガードのトニーとともにランチを 写真下:オーダー待ちの間はピンポンで勝負


アフターサーフに友人と過ごす気の置けないひと時。それはどこの国のサーファーにとっても最高のリラックスであり、サーフィンの一部といえる貴重な時間である。
世界を旅しながら競技の緊張感に身を置くカノアとって、彼らのような友人と過ごす時間はかけがえのないものである。




写真上:HBピアのパーキングで、地元の先輩ブレット・シンプソンと雑談 写真下:1日の締めくくりは家の周りを軽くジョギング


(完)

Part_1はこちらから
Part_2はこちらから


※SURF MAGAZINE VOLUME.06より、加筆修正を加え転載。


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