五十嵐ツトムのWCTツアー観戦記
MEO Rip Curl Pro Portugal｜ポルトガル編＜Part_3＞
五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポートをお届けする。今回はヨーロッパ・ポルトガルでのWCT第10戦【MEO Rop Curl Pro Portugal】の模様をお届けする。カノアはラウンド3で幼なじみの親友レオ・フィオラバンティ（ITA）と対戦。
Photo & Text by TOM IGARASHI
– Peniche, Portugal.
ポルトガルに入り…ポケットWi-Fiにチップを買い込み…これで準備は完了。
とりあえず大会会場でキアヌさん軽く入水…会場ではすでにリカルド・クリスティさんとコナー・コフィンが練習している。
大会会場でカノアの練習からの1発｜MOVIE by Tom Igarashi
波は頭くらい、軽くチューブって感じビーチブレイク特有の早い波。カノアも調子良さげ。
ここで、このポルトガル戦の会場をざっと説明させていただきます。。
基本的にフランスのホセゴに似たビーチブレイクです。沖の海底に岩があるらしく、ビーチなのですがつねに安定したコンディションなのであ〜る。
しかし、やっぱりビーチブレイクなんでデカイスウェルが直撃したりするとクローズしてしまいます。そんな時のために、ココのペニーチェにはバックアップのビーチが用意されています。
波が小さい時用のバックアップビーチもあるんです。それが、このメインの会場からクルマで20〜30分も離れたポイントなんですよ(笑)
日本で言うなら、志田から部原とか片貝ってくらい離れたポイントまで移動するんです。実際におととしは確か移動したんですよね〜
昨日は試合会場がよくなく、もしかして会場が移動するのではないかと…みんな昨日はココで練習してました。ケリーさん、カノアも入ってました。
日本製の1ミリウェットも最高ですね〜
10/17
小雨の朝 WSLコールはポルトガル時間 9:00
今日はやるね。私は、大会会場でコーヒーでも飲んでカノアのヒートの観戦。
今日の波のコンディションは頭。前回のホセゴのような波です。
ヒートも無事に勝ち上がり、ラウンド3に進んだし….明日から波が良くなりそうなんで、この週末までに沢山ヒートを進めて行くと思います。
つづく
11/18 6:00 朝は寒いくらい。
毎日のわたくしのルーティーンのツトム流オヤジヨガ 笑 を念入りに… もともとフィットネスインストラクターだったんで自己流ヨガをして気持ちよい流れで身体をほぐし暖める。
ポルトガル産のオーガニックコーヒーを入れて朝のひと時を楽しみながらカノアのサポートの仕度をすすめる。
モチとコーヒーって〜のも意外に会うんだよ〜何もつけづにプレーンがおススメ。
カノアはラウンド3でリオ（レオ・フィオラバンティ｜イタリア）と同じヒート笑。幼なじみ、12歳からいっしょに世界を周りお互いに刺激しあいながらここまで成長した。
お互いの手の内はわかりあっているだけにお互いにどう攻めるかってのをさぐりあいになると思う。
ディナーはツトム特製の最強カレー。ニンニクたっぷりと入って明日もホームランです‼︎ワラ
徐々に天気も回復して20度くらいになったかな？ 波も昨日より少しだけマシって感じだ、カノアには良い感じ。
カノアとレオ、同じ年のクイックシルバーteam同士のぶつかり合いって事でクイックシルバーのスタッフなどもたくさん集まり2人の勝負を観にきている。
試合内容はカノアが先手でガンがんっ攻め、リオも負けじと攻めるシーソーゲームだ。
けっきょく一枚上手でカノアの勝ち。
詳しくはWSLのサイトのリプレイをご覧ください。
とりあえずTOP16へ。現在9位。
今日の試合では、カノアよりランキングが上の奴らは悲しいことに全員残ってます。
しかし、オーエン（オーエン・ライト）さんにジャーミー（ジャーミー・フローレス）さんジュリアン（ジュリアン・ウィルソンさんジョンジョン（ジョンジョン・フローレンス）さん（今回も棄権）などカノアを追いかけている方たちは早々敗退。
とりあえずどんな事があってもカノアの位置は変わらないなぁ。って事より少しでもランキングを上に上げることをしっかりと考え明日に備えます。
本日も応援ありがとうござます！