五十嵐ツトムのWCTツアー観戦記
ハワイ編<Part_1>

五十嵐カノアの父ツトムが、試合に帯同して父親目線で観たリアルで愛のあるツアーレポートをお届けする。
いよいよ2018 WCT & WQS TOUR 最終地ハワイへ。トリプルクラウンの模様を現地レポート。
Photo & Text by TOM IGARASHI

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Huntington Beach, California – North Shore Oahu, Hawaii.

12/5 カリフォルニアは朝から雨… 雨季って言ったら雨季。キアヌのサンセット用とパイプ用の板が仕上がりました。サンディエゴの工場からハンティントンの家まで届けてくれました。ありがたいです。









って事で…ハワイ用のボードも無事に揃ったんでぼちぼち荷造りを開始します。カノアはずいぶん前にカリフォルニアからハワイに入ってます。暇なのか?毎日連絡してきます。いがいにノースってやる事なくてね〜… まぁサーフィンは沢山できるからイイんですが。

12/6 明日の朝ロスアンゼルス国際空港からホノルルに向かうんですが..なかなか荷作りが進まないっすね〜。そとは珍しく大雨…ハンティントンひとりも入って無い…。
カリフォルニアからハワイなんで国内の移動なんで、ヨーロッパやアフリカに行くよりはるかに楽。国際免許はいらないしぃ〜携帯もそのまま使えるし…ATMやらカードもそのまま。食材もカリフォルニアとほぼ同じだし…ノースでもスーパー田村が日本食材も揃ってます。
なんで…甘くみている感じ。ギリギリまで荷作りに身が入らないんです。ライブでQS10000最終戦サンセットワールドカップを見始め…完全に荷作りは後回し。




世界チャンピオン!2018WQSチャンピオン決定!
グリフィンコロピンがなかなかしぶとくて…荷作り完全にストップまた…チャンピオンが決定したらバタバタと取材などの対応に忙しくなり再び荷作りストップ! 刻々とホノルル行きの離陸時間が近づいてきてますし….完全にヤバっ




12/7 4:30am とりあえず身の回りのものをスーツケースに詰め込み…キアヌのハワイ用の板を厳重にパッキングして….薄暗い405 LAXに向けて出発。忘れ物は有ると思いますが…とりあえず国内移動って事で全く気にせずGO!
ラッキーな事に405トラフィックも無くギリギリ離陸1時間前にチェックイン
トラフィックがあったら完全にヤバかったにゃ〜とりあえず日本映画を1本観て(羊と銅と森)映画はあまり好きではないのですか…移動中の暇つぶし。





無事にホノルルに到着。
レンタカーを借りホノルルからノースへ…途中お決まりのシゲズでサイミンです。やはりココのは最高です。手作り麺が他とはちがいます。
軽く腹ごしらえを済ませ、ハレイワの波をチェック…強風に雨….とりあえずパス。ホテルへ向かう..







12/8 10:00
今日から開始するかもしれないパイプのコール。とりあえず本日は試合無し。ゆっくりガッツリとテッズベーカリーで朝食をとり波チェック。サンセットはグチャグチャ…ロッキ〜もノーバディ。パイプもダメ…そのままハレイワへ…風はあるもののサーフィン可能。ちょうどキャロラインが入るからキアヌも…っと又々ちょうどカイトと脇田くんが登場!3人でハレイワで入水。。
バッチリね〜
とりあえずキアヌ今年のノースはハレイワからスタートです。カリフォルニアもしばらく続いたストームと勉強に追われてサーフィンしてなかったから久しぶりのパドルアウトです。
1本目からなかなか良い波を掴み新しいボードの感触を確かめるようにライディング。また良い板みたいです。





ランチはハレイワって事でお決まりのシュリンプを…最高である!
ランチ後はぶらぶらハレイワの街を散策し新しく何かできたか?などなどチェック…久しぶりのハワイも最高です。





12/9 本日は…波のサイズは上がったんですが、風の向きとウネリの方向が良くないせいか?コンディション悪いし….パイプの試合は今日も無し。
とりあえずサンセットからロッキー….エフカイから〜ハレイワまでチェックしましたが、どこも厳しいコンディション。一旦家に戻り色々と….途中テッズベーカリーでチョコレートパイを購入し100%コナのコーヒーを入れてゆっくりまったりハワイの空気を満喫。

やはりカリフォルニアも色々と古くから日本人が関わっていたように…ハワイはさらに日本人との繋がりって〜のが多いんですよね〜
….ハワイを代表するサーフボードシェイパーにも日系の方が多い。やはり日本人は手先が器用だからね〜
エリック荒川さん、ウェード所、グレン南、ドナルド高山、などなど….有名なハワイプロサーファーも日系の方たちが多いですね。
ジェイソン柴田、グレン松本、ジョンシモオカ、カラニロブ…
そしてあのジェリーロペスさん
1948年、ハワイ、ホノルル生まれ。 世界中で『サーフィンの神様』と呼ばれるカリスマ。 母は日系三世。
1958年、10歳の頃弟ビクターとサーフィンを始める。
1966年、ハイスクールを卒業後、建築士を目指し南カルフォルニアにあるウイッティアカレッジに入学するが、バハへのサーフトリップをきっかけに本格的にサーフィンを追及、より良い波を求めハワイに戻り、ハワイ大学に再入学。同年サーフボードシェイパー、ディック・ブリューワーからヒントを得て、より早いスピードの出るボードを開発する為に自らボード・シェイプを始める。 その後ジェリーがシェイプした極端に短いボードは『ショート・ボード』と呼ばれ世界中に普及。より早く、より深いチューブへ入る為のボードとしてスタンダード化。
1972年、自らのサーフブランド『ライトニングボルト』を設立、ホノルルにショップをオープン。 同年、翌年、2年連続でサーフィン最高峰の大会『パイプライン・マスターズ』で優勝。歴史に名を残す。
っすね〜
また、老舗ハワイアンサーフブランドのタウンアンドカントリーなんかもやはり日系っす
タウンアンドカントリー(Town & Country)とは、ハワイ生まれの老舗サーフブランド。創設者のクレイグ・スギハラが1971年にオープンしたカスタム・サーフボード・ショップからはじまる。なんでもっと日本人、頑張りましょ〜!本日はココまで、明日はパイプ始まるかなぁ〜









12/10 再びレイディ。スウェルは落ち着いた感じですが、風が吹いててイマイチコンディションは良くない。
サンセットがまぁまぁなんでキアヌさんパドルアウト…

カノアさんもキアヌの練習を見に駆けつけてきました。
カノアはパイプで練習…キアヌさんは再びサンセットチャレンジ!

Part_2へ続く


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