VOLUME 06
JOEL TUDOR INTERVIEW

Portrait by Kenyu Takahashi
Text by Eisuke Tomiyama

  • twitter
  • facebook

 

取材班がステイしていたオレンジカウンティのコスタメサから、ジョエルのホームタウンであるサンディエゴカウンティのデルマーまではクルマで1時間と少し。H-5を南下するとともに、日差しが強くなり、景色がくっきりと輝いてくるように感じらる。
なんとも気持ちのいいドライブのはずなのだが、我々の気持ちは今ひとつすっきりしないまま。理由はひとつ。ジョエルは本当に現れるのか?

ジョエル・チューダーといえば、なかなかつかまらないことで有名な人物で、ジョエルのスポンサーであるMATUSEウェットスーツのジョンに「『たぶん』来るよ」と言われて、ますます不安に……。デルマーの美しい街並みに入り、ゆるやかな坂道を上ってMATUSEのオフィスに到着。ジョエルの姿はない……。
我々の気持ちを察したのか、ジョンが「コーヒーでも飲まない?」と誘ってくれた。向かったのはZEL’Sという洒落たカフェ。美味しいカプチーノを飲みながら、近くのオーガニックなジュースバーへ。そこで購入したのはジョエル用のケールのコールドプレスジュース。まさに青汁のような恐ろしい色をしたジュースだが、どうやらジョエルは来るらしい。

オフィスに戻ると、程なくしてジョエルが登場。挨拶もそこそこに、一気に喋り始めるジョエル。まずは不動産の高騰と古き良きものが失われていくことへの憂いを訴え……、と、この先は誌面を読んでもらうとして、最初の心配をよそに充実のインタビューに。
インタビューの後は、柔術のクラスがあるということで、ジョエルのヨガスタジオ、スタジオ540へ。ここでも終始協力的に撮影に応じてくれて、無事ミッション終了。心に残る取材となった。
そんなわけで、自信を持ってお届けするジョエル・チューダー・インタビューは、SURF MAGAZINE Vol.06をご覧ください!!

share

  • twitter
  • facebook